J-1ビザの取得から帰国までに必要な手続きを、申請前・申請中・渡米直前・渡米後の4フェーズに分けたチェックリストにまとめました。SEVIS費用220ドル、ビザ申請料185ドルなどの数値は米国国務省・ICE公式の一次情報で2026年5月30日に確認した最新値です。このページをブックマークし、進捗管理にお使いください。
J-1ビザの申請全体像はJ-1ビザ申請の流れ完全ガイドでも解説しています。本記事は時系列でやるべきことを抜け漏れなく追える進捗管理用チェックリストとして最適化しています。
この記事でわかること
- 結論: J-1ビザ チェックリストの全体像(申請前〜渡米後)
- ① 申請前チェック: 情報収集〜DS-2019取得(渡米6〜3ヶ月前)
- ② J-1ビザ 申請 チェックリスト: SEVIS・DS-160・面接(渡米2〜1.5ヶ月前)
- ③ J-1ビザ 渡米前 準備チェック: 出発1週間前まで
- ④ J-1ビザ 渡米後 手続きチェック: 到着後2週間
結論: J-1ビザ チェックリストの全体像(申請前〜渡米後)
J-1ビザは「申請前(情報収集〜DS-2019発行)」「申請中(SEVIS・DS-160・面接)」「渡米直前(出発1週間前)」「渡米後(現地手続き)」の4フェーズで進めます。各フェーズの主要マイルストーンは次のとおりです。
| フェーズ | 主な内容 | 目安期間 |
|---|---|---|
| ① 申請前(渡米6〜3ヶ月前) | 情報収集・受入先決定・DS-2019申請/取得・保険加入 | 3〜4ヶ月 |
| ② 申請中(渡米2〜1.5ヶ月前) | SEVIS費用支払い・DS-160提出・MRV支払い・面接予約・面接受験 | 1〜2ヶ月 |
| ③ 渡米直前(出発1週間前) | 航空券・住居・現金・国際免許・転出届・在留届準備 | 1〜2週間 |
| ④ 渡米後(到着後1〜2週間) | 銀行口座・SSN申請・在留届提出・スポンサー報告 | 2週間 |
以下、各フェーズをチェックボックス形式で詳しく解説します。順に消し込んでいくことで、抜け漏れなく渡米までを完走できます。
① 申請前チェック: 情報収集〜DS-2019取得(渡米6〜3ヶ月前)
J-1ビザの申請前フェーズでは、制度理解・受入先決定・スポンサーへの書類提出・DS-2019受領までを進めます。所要期間は3〜4ヶ月が目安です。
渡米6ヶ月前: 情報収集と準備開始
- ☐ J-1ビザの制度を理解する(J-1ビザ完全ガイド)
- ☐ 自分のカテゴリを確認(Intern or Trainee)
- ☐ 希望する業界・職種・勤務地を整理する
- ☐ 英文レジュメ(Resume)を作成する(書き方ガイド)
- ☐ スポンサー団体の役割を理解する(スポンサー完全ガイド)
- ☐ エージェントに相談する(2〜3社に無料カウンセリング)(エージェント比較)
- ☐ 費用の見積もりを取得する(費用ガイド)
- ☐ 英語力(目安: 日常会話レベル)を確認する(英語要件ガイド)
- ☐ パスポートの有効期限を確認(プログラム終了日+6ヶ月以上)
渡米5ヶ月前: 受入先企業の決定
- ☐ エージェント経由 or 自力で受入先企業を探す(探し方ガイド)
- ☐ 企業とのオンライン面接を受ける
- ☐ オファーレターを受け取る
- ☐ 研修計画書(Training Plan / DS-7002)を企業と共同作成する
渡米4ヶ月前: スポンサーへDS-2019申請
- ☐ スポンサー団体に申請書類一式を提出する(DS-2019の取得方法ガイド)
- ☐ 提出する書類一式:
- ☐ 英文履歴書
- ☐ 卒業証明書(英文)
- ☐ 在職証明書または退職証明書(英文)
- ☐ 研修計画書(DS-7002)
- ☐ 受入先企業の情報
- ☐ パスポートのコピー
- ☐ 健康保険に加入する(保険ガイド。J-1規定の最低補償額を満たすもの)
渡米3ヶ月前: DS-2019受領と内容確認
- ☐ DS-2019が郵送で届く(審査: 2〜6週間が目安)
- ☐ DS-2019の内容を確認する(氏名・期間・企業名に誤りがないか)
- ☐ DS-2019に本人がサインする(署名欄。署名忘れは面接で不備扱いになります)
- ☐ SEVIS ID(DS-2019右上、N始まり11桁)を記録する
② J-1ビザ 申請 チェックリスト: SEVIS・DS-160・面接(渡米2〜1.5ヶ月前)
申請中フェーズでは、SEVIS費用(I-901)の支払い・DS-160の提出・MRV費用の支払い・面接予約・大使館面接までを進めます。SEVIS費用とMRV費用は2026年5月30日時点で次の金額です。
| 費用 | 金額 | 支払先 |
|---|---|---|
| I-901 SEVIS費用(J-1一般) | 220ドル | fmjfee.com(ICE) |
| MRV費用(非移民ビザ申請料) | 185ドル | ustraveldocs.com/jp |
※オーペア・キャンプカウンセラー・サマーワークトラベルのSEVIS費用は35ドルに軽減されています。金額は改定の可能性があるため、最新額は米国国務省のビザ費用ページで確認してください。SEVIS費用の詳しい手順はSEVIS費用 支払い方法ガイドで解説しています。
渡米2ヶ月前: ビザ申請準備
- ☐ SEVIS費用(220ドル)をオンラインで支払う → FMJfee.com
- ☐ 支払い確認書(領収書)を印刷する(面接持参用)
- ☐ DS-160(オンラインビザ申請書)を記入・提出する → CEAC
- ☐ DS-160確認ページ(バーコード付き)を印刷する
- ☐ MRV費用(185ドル)をオンラインで支払う → ustraveldocs.com
- ☐ 大使館面接を予約する(東京・大阪神戸・札幌・福岡・那覇のいずれか)
- ☐ 証明写真を撮影する(5cm×5cm、白背景、6ヶ月以内。米国国務省の写真要件準拠)
渡米1.5ヶ月前: J-1ビザ 必要書類 チェックリスト(面接持ち物)
大使館面接に必要な持ち物は次のとおりです。必須書類は1点でも欠けると面接が受けられない場合があるため、前日に必ず再確認してください。詳細はJ-1ビザ 必要書類ガイドもあわせて参照してください。
- ☐ 必須書類:
- ☐ パスポート(プログラム終了+6ヶ月以上の残存有効期間)
- ☐ DS-2019原本(本人署名済み)
- ☐ DS-160確認ページ(印刷)
- ☐ 面接予約確認書
- ☐ 証明写真
- ☐ SEVIS費用支払い確認書(I-901)
- ☐ MRV費用支払い証明
- ☐ 補助書類(あると有利):
- ☐ 英文履歴書(Resume)
- ☐ 研修計画書(DS-7002)
- ☐ 受入先企業のオファーレター
- ☐ 卒業証明書(英文)
- ☐ 在職証明書または退職証明書(英文)
- ☐ 銀行残高証明書(英文。滞在資金の証明)
- ☐ 過去のパスポート(過去に米国ビザ取得歴がある場合)
- ☐ 面接の質問対策をする(面接対策ガイド)
- ☐ 大使館で面接を受ける(5〜10分程度)
- ☐ 結果を確認する(承認→パスポートが1〜2週間後に郵送で届く)
③ J-1ビザ 渡米前 準備チェック: 出発1週間前まで
ビザ付きパスポートが届いたら、航空券・住居・現金・国際免許・転出届・在留届の準備を進めます。1年以上の滞在では転出届と年金・健康保険の手続きが追加で発生します。
- ☐ ビザ付きパスポートを受領済みか確認
- ☐ 航空券を手配する
- ☐ 住居を手配する(受入先企業に相談 or 自力で探す)
- ☐ 携帯電話/SIMを手配する(携帯ガイド)
- ☐ クレジットカードの海外利用設定を確認する
- ☐ 現金を準備する(目安: 500〜1,000ドル)
- ☐ 国際運転免許証を取得する(必要な場合のみ)
- ☐ 転出届を市区町村に提出する(1年以上の滞在の場合)
- ☐ 国民年金・健康保険の手続きをする(1年以上の滞在の場合)
- ☐ 在留届の準備(渡米後に外務省ORRnetで提出)
- ☐ 海外旅行保険の補完(J-1規定外の補償が必要な場合)
- ☐ 持参書類のコピーをクラウドに保存(DS-2019・パスポート・I-94など)
④ J-1ビザ 渡米後 手続きチェック: 到着後2週間
渡米後は、銀行口座開設・SSN申請・在留届提出・スポンサーへの到着報告を優先します。SSNと銀行口座は給与のDirect Deposit(口座振込)設定に必須のため、到着後早めに着手してください。
- ☐ 受入先企業に初出勤する
- ☐ スポンサー団体にプログラム開始(到着)を報告する
- ☐ 銀行口座を開設する(渡米後1週間以内が目安。米国の銀行口座ガイド)
- ☐ SSN(社会保障番号)を申請する(渡米後2週間後が目安。SSN申請ガイド)
- ☐ 在留届をオンラインで提出する(外務省ORRnet)
- ☐ 給与のDirect Deposit(口座振込)を設定する(SSN取得後)
- ☐ SEVIS記録上の住所登録(米国住所決定後10日以内)
プログラム終了時のチェック
- ☐ 受入先企業での最終出勤
- ☐ スポンサー団体にプログラム完了を報告
- ☐ 銀行口座の解約(残高の送金 or 小切手受取)
- ☐ 住居の退去手続き
- ☐ 携帯電話の解約
- ☐ 確定申告の準備(W-2は翌年1月末に発行。確定申告ガイド)
- ☐ 30日のグレースピリオド内に米国を出国する(延長ガイド)
よくある抜け漏れ(J-1ビザ申請の盲点)
当サイトで経験者から多く寄せられる「申請の盲点」を4点まとめました。いずれもチェックリスト上では見落とされがちで、面接当日や渡米直前に発覚すると致命的な遅延につながります。
- DS-2019への本人署名忘れ — 署名欄が空欄だと面接で書類不備扱いになります。スポンサーから届いたら開封後すぐに署名してください。
- SEVIS費用の支払い確認書を未印刷 — 2013年以降、I-797Cの郵送は廃止され、印刷した支払い確認書が領収書代わりです。面接当日に提示できないと再来館になることがあります。
- 証明写真の規格不適合 — 5cm×5cm・白背景・6ヶ月以内・眼鏡なしの要件を満たさないと差し戻されます。国務省の写真要件を事前確認してください。
- パスポート残存有効期間不足 — プログラム終了日+6ヶ月以上の有効期間が必要です。残存が短い場合は申請前にパスポート更新を済ませる必要があります。
よくある質問(FAQ)
J-1ビザのチェックリストはいつから始めればよいですか?
渡米予定日の6ヶ月前から動くのが目安です。受入先決定とDS-2019発行に3〜4ヶ月、SEVIS費用・DS-160・大使館面接で1〜2ヶ月かかるため、6ヶ月前に情報収集を始めると安全な進捗になります。
J-1ビザの申請チェックリストで最も忘れやすい項目は?
DS-2019の本人署名、SEVIS費用(I-901、220ドル)の支払い証明、証明写真の規格適合の3点が抜けやすい項目です。いずれも大使館面接で確認されるため、前日に必ず再確認してください。
渡米前の準備で必須のチェック項目は何ですか?
パスポート(プログラム終了+6ヶ月以上有効)、ビザ付きパスポート受領、健康保険加入、航空券、当面の現金、在留届の準備の6点が必須です。1年以上滞在する場合は転出届や国民年金・健康保険の手続きも追加されます。
渡米後にすぐ済ませる手続きは何ですか?
到着後1〜2週間以内に、銀行口座開設、SSN(社会保障番号)申請、在留届のオンライン提出、スポンサー団体への到着報告の4点を行います。給与振込(Direct Deposit)設定はSSN取得後が一般的です。
プログラム終了後はいつまでに帰国すればよいですか?
DS-2019に記載されたプログラム終了日から30日間の出国準備期間(グレースピリオド)があります。この期間内に米国を出国する必要があり、就労や新規旅行の開始はできません。





