DS-2019(Certificate of Eligibility for Exchange Visitor Status)は、J-1ビザ申請に必須の書類です。米国国務省から認可されたスポンサー団体が発行し、プログラムの内容・期間・受入先企業の情報が記載されています。
この記事では、DS-2019の取得方法、記載内容、注意点を詳しく解説します。
この記事でわかること
- DS-2019とはどんな書類?
- DS-2019の取得手順は?
- スポンサー団体はどうやって選ぶ?
- DS-7002(Training/Internship Placement Plan)とは?
- DS-2019に関する注意点は?
DS-2019とはどんな書類?
DS-2019は、正式名称を「Certificate of Eligibility for Exchange Visitor (J-1) Status」といい、以下の情報が記載されています:
- SEVIS番号 — 学生・交流訪問者情報システムの個人識別番号
- プログラムのカテゴリ — Intern、Trainee等
- プログラム期間 — 開始日と終了日
- スポンサー団体名
- 受入先企業(Host Organization)の情報
- 研修分野
- 資金源の情報 — 給与、自己資金等
DS-2019は大使館面接に持参する最も重要な書類であり、渡米後も入国審査で提示が求められます。プログラム期間中は常に有効なDS-2019を保持している必要があります。
DS-2019の取得手順は?
- スポンサー団体を選ぶ — 米国国務省が認可した団体(Designated Sponsor Organization)から選択。エージェント経由の場合はエージェントが手配
- 申請書類を準備:
- 英文履歴書(Resume)
- 最終学歴の卒業証明書(英文)
- 在職/退職証明書(英文)
- 研修計画書(Training Plan / DS-7002)— 受入先企業と共同作成
- 受入先企業の情報(会社概要、財務資料等)
- パスポートコピー
- スポンサー団体に申請 — 書類一式を提出(オンラインまたは郵送)
- 審査 — スポンサー団体が書類を審査。所要期間: 2〜6週間
- DS-2019を受け取る — 原本が国際郵便で届く(約1週間)
- 署名する — DS-2019の所定欄に本人が署名
スポンサー団体はどうやって選ぶ?
米国国務省が認可したスポンサー団体のリストは、国務省の公式サイトで検索できます。選び方のポイント:
- 自分のカテゴリ(Trainee/Intern等)に対応しているか
- 費用 — $1,500〜$3,500と団体によって差がある
- 審査期間 — 2週間〜6週間。急ぐ場合は期間を確認
- サポート体制 — 緊急連絡先、現地でのサポート
- 日本語対応 — 対応している団体は少ないが、エージェント経由なら問題なし
DS-7002(Training/Internship Placement Plan)とは?
DS-7002はDS-2019の付属書類で、研修の具体的な内容、目標、スケジュールが記載されたプランです。受入先企業のスーパーバイザーと参加者が共同で作成します。
記載内容:
- 研修の各フェーズの内容と期間
- 習得するスキル・知識
- スーパーバイザーの情報
- 研修の評価方法
DS-7002は形式的な書類ではなく、スポンサー団体の審査で最も重視される書類です。「ただ働かせる」のではなく「教育的な研修プログラムである」ことを示す必要があります。
DS-2019に関する注意点は?
- 署名を忘れない — 未署名のDS-2019では大使館面接を受けられない
- 原本を持参する — コピーは不可。大使館面接と入国審査の両方で原本が必要
- プログラム期間中は常に保持 — パスポートと一緒に保管
- 延長・変更はスポンサー団体に連絡 — 研修先変更、期間延長はDS-2019の修正が必要
- 紛失した場合 — スポンサー団体に再発行を依頼。手数料がかかる場合あり
よくある質問(FAQ)
DS-2019の取得にどれくらいかかりますか?
申請から取得まで通常2〜6週間です。書類不備があると追加で2〜4週間かかることもあります。余裕を持ったスケジュールで申請しましょう。
DS-2019の有効期間が切れたらどうなりますか?
DS-2019の有効期間(プログラム終了日)を過ぎてアメリカに滞在すると、不法滞在(overstay)になります。プログラム終了後、30日間のグレースピリオド(猶予期間)があり、この間に出国する必要があります。
参考文献: J-1 Visa Sponsor Search / U.S. Department of State — Exchange Visitor Visa





