映画「フリー・ソロ」のアレックス・オノルドが超人すぎてヤバい!家族や彼女はいる?フリーソロクライミングとは?
2018年9月28日にアメリカで公開された、フリーソロという作品をご存知でしょうか?
第91回アカデミー賞のノミネート作品にもノミネートされ、現地時間2019年2月25日、長編ドキュメンタリー賞部門で見事、オスカー賞を受賞しました。
映画クルーはもちろんですが、何と言っても偉業を成し遂げたのは主人公のアレックス・オノルド。
今回は、アレックス・オノルドについてご紹介します。
アレックス・オノルド wikiプロフィールやインスタ画像
ALEX!!!!!! Way to stick it. I’m over the moon for you. 😭😭😄😄🙌🏼🙌🏼
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名前:アレックス・オノルド
名前:Alexander J. Honnold
生年月日:1985年8月17日(33歳)
アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント
職業: ロッククライマー
ALONE ON THE WALL アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡
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フリーソロ・クライミングとは
フリーソロ・クライミングとは命綱なしで岩山を上るスタイルのこと。フリーソロとは、命綱など安全確保道具を一切使わず、1人で岩壁を登るまさに究極のクライミングスタイルである。 安全確保器具がなく、墜落したら死につながる為、身体能力・経験・精神力・度胸および冷静な判断が全て揃ってる超人でないと無理な究極なスポーツ。
引用:https://fineplay.me/climb/2980/
アレックス・オノルド フリーソロ登頂歴
2008年、ヨセミテにあるハーフドームの北西壁とユタ州ザイオン国立公園のムーンライトバトレスへの登頂に、ロープなしで成功。
その他、ビッグウォール・クライミング、エル・キャピタン ノーズ 最速登攀、フィッツ・ロイ完全縦走など。
そして、2017年6月3日、全人未踏の歴史的偉業を成し遂げました。アメリカ カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園のエル・キャピタン、地上915メートルに達する主要ルートを3時間56分で命綱なしで登り切ったのです。
エル・キャピタンの画像がこちら。
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考えられないですね。この絶壁岩山をロープなしで地上から頂上まで上り詰めるなんて人間じゃありません!想像しただけで身震いしてしまいます。
☆ヨセミテ国立公園についてはこちら
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Free Soloでは、ヨセミテのエルキャピタンを命綱なしで登り切るまでの全てを記録しています。
その挑戦は周りの限られたものしか知らず、密に計画が進められていました。そんな全てが凝縮されたドキュメンタリーこそが、Free Solo。
登る人も命がけですが、映画クルーも命がけ。フリーソロはクライマーであり、写真家、そして、映画『MERU/メルー』の監督として知られるジミー・チンとクルーが命がけで挑んだ撮影も見物です。
Free Solo Youtube動画
アレックス・オノルド 生い立ち
アレックス・オノルド氏にクライミングを教えたのは父親でした。しかし、アレックスの父親はアスペルガーで、アレックスは父親からハグをされたことがないのだそうです。
親からハグやキスなどの愛情表現を受けたことがなく、アレックスは大人になるまでハグの仕方が分からず、大人になってから見よう見真似で覚えたそうです。
そして、両親は離婚し、一年後に父親は亡くなってしまいました。このエルキャピタンのフリーソロの成功を見届けてほしかったと本人は語っていました。
アレックスのガールフレンドがかわいい!
アレックスにはガールフレンドがいます。彼女の名前は、サンニ・マッカンドレス(Sanni McCandless)。
フリーソロをしている人が彼氏だなんて同情してしまいますが、二人はアレックスのサイン会で出会ったそうです。
彼が何をしている人かも良くわかっていなかったサンニですが、友達に電話番号わたしちゃえと冗談で言われ、ノリで電話番号を書いたメモをアレックスに渡したら電話がかかってきたそうです。
そして、二人はデートするようになり、今ではサンニはアレックスの夢を叶えるサポートを一緒にしています。
そんな二人の関係性もドキュメンタリーではありのまま映し出されていて、興味深かったです。
アレックスにとっては今までで一番安定していて心地が良い相手なのだそうです。
アレックス・オノルド まとめ
いかがでしたでしょうか。
アレックス・オノルド、恐るべしです。自分はもともと、自然に無謀な挑戦する人たちに対して否定的でした。むしろ、自然に勝てるわけがないと、愚かだとすら思っていた方なのですが、このドキュメンタリーを見て、少し考え方が変わったような気がします。
危険な挑戦をするのは、注目を浴びるため、もしくはお金のためだと思っていたところがあるのですが、それだけじゃないという事を初めて知ったからです。
フリーソロというスタイルについてどうというより、アレックス・オノルドという人物に対してといったほうが正確かもしれません。
アレックス・オノルドは、普通の人とは全く違うのです。
普段はバンでひっそりと暮らし、寡黙でひょうひょうとしていて、シャイ。欲がなく、何かを悟っているようで、どことなく神々しくもあり、とにかく、ユニークなんです。どこがどう違うのかと考えた時に、よく分からないのですが、一番死に近いところで生きているところなのかと思いました。
アレックス・オノルドは自然に畏敬の念を抱いていて、自然の偉大も尊大さも誰よりもわかっていてあえて挑戦しているのです。そして、アレックス・オノルドがクライミングしている時はまるで自然と一体となって、自然から受け入れられている様にすら見えるのです。
お金や名声のためではなく、本当に自分の心からの純粋な情熱で続けている挑戦で、自分が達成感を得られる道の先にフリーソロがある。
そこに他者からの期待や余計な邪念はないように見受けられるのですが、あまり共感性のあるタイプではないアレックス・オノルドがエルキャピタンをフリーソロで登頂する撮影クルーの前で、落ちると皆が悲しむから嫌だと言った時は、そういう感情も持ち合わせているのだと驚いたぐらいです。
それほど、アレックス・オノルドは超人的で人間らしくない何かを超越したようなものを感じさせる普通じゃない人なんです。
ひとつ間違えば死ぬ、どうしてそんな無謀な挑戦を続けるのか、そういった多くの人が抱く疑問に応えるドキュメンタリー映画となっているのではないでしょうか。
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