世界一小さな鳥、ハミングバードを見ました!(蜂鳥は英語でHammingbird)

サンフランシスコにはハチドリが生息しています!

サンフランシスコには野生のハミングバード(蜂鳥)がいるのをご存知ですか?蜂鳥はハチドリ科に属し、鳥類の中で一番小さな鳥です。一番小さなものになると、なんと6㎝で2gとか。本当に小さくて小さくて可愛い生き物なのです。

日本では蜂の様にブーンブーンと羽音を立てるので蜂鳥(はちどり)と名づけられましたが、日本では環境的に生息できないようです。温かい地域にしかいないということで、このカリフォルニアでは野生の蜂鳥を見ることができます。

私も街を歩いていて、何度か蜂鳥を見ましたが、人になついているのか、探求心があるのか目の前で私の顔を見ながらホバリング(Hovering)しているのを見た時は本当に感動しました。

その実際の様子はこちら

ホバリングとは、空中に静止しながら飛ぶことをいいますが、蜂鳥は鳥類で唯一ホバリングをしながら花の蜜を吸うことが出来るのです。可愛いくもあり、その様子はまるで妖精のようでとても神秘的です。

チュンチュンと独特のかわいい鳴き声をします。

 

そんな蜂鳥に感動してしまい、フィーダーを使って蜂鳥を呼ぶことにしました!

蜂鳥を呼ぶには?

ハチドリは特に赤色に反応すると言われています。そして蜂鳥の餌は砂糖水です。ちなみに蜂蜜は絶対NGです。カロリーが高すぎて死んでしまいます。

まずは、蜂鳥を呼ぶために必要なものを用意しましょう。

1. Feeder(フィーダー)

2. 砂糖水(砂糖 1に対して水 4)

たったこれだけです!

Feederはハチドリ専用のもので、下記の動画のようなものがります。値段もデザインもピンきりですが、ハチドリは赤色に反応すると言われているので赤いフィーダーをお勧めします。そして、デザイン性よりも手入れのしやすいものを選ぶほうが良いでしょう。私は10ドルくらいのプラスチックのオーソドックスなものを買い蜂鳥を呼ぶのに成功しました。

ハチドリの餌、砂糖水の作り方

1. サトウキビから出来た砂糖水(Cane sugar)を用意する
※ただし、蜂蜜は絶対NG!化学品を使用したものもNGです。

2. 砂糖と水を1対4で混ぜる

3. 殺菌するため、2、3分沸騰させる

4. 冷ます

5. Feederに入れて、蜂鳥がきそうなところにセットする
※窓の近くは蜂鳥がぶつかるかもしれないので、シール等を張るといいそうです。

砂糖水の交換とFeederの手入れ

気温が20度前後なら、5日ほどもちます。次第にバクテリアが発生するので定期的に砂糖水を入れ替え、Feederもお湯で煮沸消毒しましょう。不衛生だと細菌が発生してハチドリがお腹を壊してしまいます。とても小さな体なので、洗剤などが残っていたりすると、ほんの少しの量でも影響してしまいます。

まとめ

サンフランシスコやベイエリアのハミングバードはFeederで砂糖水をもらっているので、結構人に慣れています。ハチドリが近くで飛んでいるのを見かけたら、フィーダーをセットしておけば、いずれやってきてくれるでしょう。

なかなか来ない場合は、蜂鳥の好きな花を近くに置いたり、蜂鳥の鳴き声が録音された動画がYouTubeにアップされているので、それを鳴らすのも効果的です。是非試してみてくださいね!

私もハチドリのフィーダーをセットしていますが、本当に見ていて癒されます。光の加減で体の色が変化してとても綺麗です。頭が赤い子や、喉が赤い子などそれぞれ特徴があって観察するのも楽しいですよ。

ちなみに、ハチドリが好む花の種類は、下記のようなものがあります!

ツリガネカズラ(釣鐘葛)
ランタナ、サルビア
フジウツギ(藤空木)、
ムクゲ、アメリカノウゼンカズラ
ツキヌキニンドウ(空抜忍冬)
カロライナ・ジャスミン
インディアンピンク
タイマツバナ(松明花)
フロックス、ルピナス
タチアオイ(立葵)
クニフォフィア
コロンバイン
ツボサンゴ
ジギタリス(キツネノテブクロ)
ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)

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