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カリフォルニアでハイキングをするなら・・・
タマルパイス山 Mount Tamalpaisってどんな山?
Mount Tamalpais 基本情報
標高: 784 m
山脈:コースト・レーンジズ山脈
場所:3801 Panoramic Hwy Mill Valley, CA 94941
タマルパイアス山はマリンカウンティにあるカリフォルニアの山です。地元では「マウント・タム」という愛称で親しまれている山です。富士山が3776mなので、比較すると山というほど高くはありませんが、ハイキング、マウンテンバイク、ハンググライダーなどのレクレーションも盛んです。マウンテンバイク発祥の地とも言われています。とても人気のあるスポットでStinson Beachも近く海と山を楽しむには絶好の場所と言えるでしょう。
ちなみに Marin County(マリン郡)はサンフランシスコの北部に位置するアメリカ合衆国カリフォルニア州の郡で、サンフランシスコで働く高所得者が家を構え、なんと平均所得はサンフランシスコより高いと言われるお金持ちのエリアとして大変有名です。
Tamalpais(タマルパイアス)という名前の由来は諸説ありますが、北カリフォルニアのネイティブアメリカンのコースト ミウォーク(Coast Miwok)が昔この地に住んでいました。マウント・タムは水源から近い場所(現在のマリンカウティ)で鹿や小動物を狩りをしたり植物やどんぐりを採取し、籠やビーズを作り、物々交換をして豊かな生活を営んでいました。
しかし、70年代にヨーロッパ人が侵入してから大きく変わります。冒険者Captain Pedro FagesとFather Juan Crespíはマウント・タムを「La Sierra de Nuestro Padre de San Francisco」と名づけましたが、後に、この先住民族コースト ミウォークの言葉でTamalpais(タマルパイアス)と命名されました。これは、入り江の山や海岸の山という意味だそうです。
また、別説では、TamalpaisはSleeping Maiden(Sleeping Lady)を意味する言葉という説もあります。マウント・タムを横から見るとまるで女性が仰向けで寝ているような様に見えるからだそうです。ツインピークスのコスタノアンインディアンの伝説の様に、こちらの方が有力かもしれませんね!
Mount Tamalpaisに住んでいる動物
マウント・タムは自然の宝庫で150種以上の絶滅危惧種を含む、さまざまな哺乳類、鳥類、両生類、そして草花が生息しています。灰色キツネ・リス・オオヤマネコ・コヨーテ・尾黒鹿・ピューマ・熊・ヘラジカ・アカオノスリ(赤い尾の鷹)・ヒメコンドル・ガラガラヘビなどなど・・・Mount Tam(マウントタム)はワイルドライフの宝庫としてもその名を知られています。ビジターセンターや所々にある掲示板には野生動物の目撃情報が貼られているので是非チェックしてみてください。Poison Oak(漆:うるし)にはくれぐれも注意してください!
●こちらのリンクでも確認可能です!⇒Tamalpais State Park Check List
まとめ
マウント・タムはサンフランシスコから車で50分ほどで行くことが出来るロケーションの良さから地元では大変人気があります。Stinson Beachもあり海と山を満喫できる最高のスポットです。低い山なのでハイキングの難易度も低く、Steep Ravine Trail(Stinson Beachへ向かいWebb Creekという小川に沿って降りて行くコース)やThe Plank Walk Trailをハイキングしてみるのもお勧めです。
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