石黒一雄の代表作は「日の名残り」「わたしを離さないで」受賞歴やデビュー作は?ブッカー賞とノーベル文学賞受賞
大英帝国勲章を与えらえた作家である石黒一雄さんをご存知でしょうか?
今回は、エリザベス女王から大英帝国勲章を与えらえた作家 石黒一雄さんについてご紹介します。
石黒一雄 wikiプロフィールやインスタ画像
名前:石黒一雄(いしぐろ かずお)
生年月日:1954年11月8日
年齢:63歳
出身地:長崎県長崎市
職業:小説家
国籍:日本からイギリス
最終学歴:ケント大学イースト・アングリア大学大学院
活動期間:1981年から現在
ジャンル:小説
代表作:「日の名残り」「わたしを離さないで」
主な受賞歴:ブッカー賞(1989年)ノーベル文学賞(2017年)
デビュー作:「遠い山なみの光」
石黒一雄 著書
・別讓我走Never Let Me Go【電子書籍】[ 石黒一雄 Kazuo Ishiguro ]
・わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]
わたしを離さないではTBSでドラマ化され、主演は綾瀬はるかでした。
・日の名残り (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]
・遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]
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石黒一雄 経歴
石黒さんは、長崎県長崎市新中川町で海洋学者の父である石黒鎮雄さんと、母親である静子さんの間に誕生します。
1960年石黒さんが5歳の時に、海洋学者である父が英国の研究所に赴任するために、家族で英南部にあるサリー州ギルフォードに移住をしたので、両親ともに日本人である石黒さんでしたが、英国の典型的な中流家庭として幼少期を過ごしました。
小学校は、地元のストートン小学校から中等教育の名門学校である「グラマー・スクール」に進学しました。
卒業後は休みを取り米国やカナダを旅行し、合間に日記をつけたり自前で作ったデモテープをレコード会社に送るなどをしていました。
当時の石黒さんは、作家ではなくロックスターを夢見ていたそうです。
1974年ケント大学に入学し、1978年には文学と哲学の学士号を取得し卒業します。
その後小説を書くことに没頭し1年程月日を過ごしますが、その後イースト・アングリア大学に入学し、1980年にクリエイティブ・ライティングの修士号を取得されます。
処女作は、「女たちの遠い夏」ですが、のちに「遠い山なみの光」に改題し、この作品は1982年に王立文学協会賞を受賞します。そして、この作品は9か国語に翻訳されました。
1983年に日本国籍から英国籍を取得すると、1986年に長崎を連想させる架空の町を舞台にした戦前の思想を持ち続けた日本人を描いた第2作目「浮世の画家」を出版し、ウィットブレッド賞を受賞しました。
石黒さんのお母様の静子さんは永作原爆投下で10代後半という若い頃に爆風によりケガをしたことがある方ですので、お母様と繋がりが見える作品が感じられる方もいることでしょう。
同年には、元ソーシャルワーカーの英国人女性であるローナ・マックドウガルさんと結婚しました。
石黒さんは、作家になる前は、色々な職業経験もあり、ロンドンやスコットランドではソーシャルワーカーとして働いていた経歴もお持ちです。
奥様のローナさんは、仕事上でも良きパートナーでもあり、以前、石黒さんが出版した「忘れられた巨人」では、書き始めて20から30ページのところで、ローナさんからアドバイスをもらったこともあるというエピソードがあります。
石黒さんの書籍である「日の名残り」はなんと4週間で書き上げた小説ですが、1993年にアンソニー・ホプキンスが主演で映画化されたこともあります。
近年では、2017年にノーベル文学賞を受賞され世界にその名を新たに認知させることになりました。
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