サンフランシスコ市内を散策しよう!交通事情編

サンフランシスコの観光スポットは比較的中心部に集まっているので歩きながら回るのも楽しいです。坂の多い街で活躍するケーブルカーは観光の目玉です。アメリカは車社会ですが、サンフランシスコは数少ない車がなくても生活できる都市です。シリコンバレーの発展に伴い、いま最も景気がいいサンフランシスコ、渋滞は市民の悩みの種です。

Free Way フリーウェイ

今更ですが、高速道路のことをFree Wayと言います。Freeという意味は「自由」とか「無料」という意味があり、Free Wayではすべてが立体交差で信号がなく、またどんなにすばらしい道路があっても全て無料となっています。東の方では~Park Wayと言って、料金を取っている所もあります。高速で走れる幅の広い道路でも、信号があったり、交差点があったりすると、これはHightwayと呼びます。

一車線の幅を比較した場合、アメリカのFree Wayは日本の高速道路よりも約1.2倍程広くなっており、現に今走っている日本車の車幅と比較してみると気づくかもしれません。

Free Wayは偶数と奇数に別れ、基本的に偶数は東西に、そして奇数は南北に走っています。制限速度は現在は各州ごとで取り決めできるようになっており、同じ州の中でも市街地を通る高速道路と郊外を走る高速道路では最高速度に違いがあります。

例えばサンフランシスコ周辺の高速道路では、最高時速65マイル(104㎞)に制限されていますが、南はSan DiegoからLos Angelesを通り、北はSeattleを越えてカナダの国境まで延びている5号線などは70マイル(112㎞/h)制限です。

しかし!サンフランシスコは交通事情の悪化の改善、渋滞軽減のために、サンフランシスコに車で入る人々から料金を徴収しています。

ちなみに、サンフランシスコ湾には5つの橋がかかっています。

1. Richmond-San Rafael Bridge
2. Golden Gate Bridge
3. San Francisco-Oakland Bay Bridge
4. San Mateo-Hayward Bridge
5. Dumbarton Bridge

これらの橋はサンフランシスコに入る場合の片方向のみ有料で、サンフランシスコから出る方向は無料です。名物の金門橋 Golden Gate Bridgeが一番高く、通行料は7.75ドルで、FasTrak( ETCのようなもの)を利用すれば、通行料は6.75ドルです。(2017年度7月現在。よく値上げします)

Cable Car ケーブルカー

Golden Gate Bridgeと並んでサンフランシスコを代表するアメリカで唯一の動く歴史的国家遺産です。ケーブルカーなしにサンフランシスコはあり得ないと言っても過言ではないほど、市民や観光客から愛されています。

一説によると、1869年のある雨の夜、ワイヤーケーブルの製造者であったロンドン生まれのAndrew Hallidieは街の急坂を登って帰宅していました。その時、横を4頭立ての馬車がお客と荷物を満載して通り過ぎようとした時、突然馬が足を滑らせて地に倒れ、馬車はお客を乗せたまま馬ごと坂の下まで転げ落ちたそうです。幸い乗客は無事でしたが、馬は骨を折り、無惨にも殺さなければいけなくなってしまいました。

この光景をなすすべもなく見ていたHallidieはもっと安全な交通機関を作り出そうと決心したと言います。そして、ついに、1873年8月1日の早朝、霧に覆われたClay st.とLeavenworth Stの交差点に最初の試走のケーブルカーが置かれ、ゆっくりと歴史に向かって走り始めました。

それから130年、この間あまりにも経費がかさむので何度か廃止の声も上がりましたが、その都度に市民からの温かい愛情に見守られて今日に至っています。ただ、あまりにも老朽化がひどくなってきたので、1982年9月から約2年間の歳月をかけて大改修が行われました。

この大改修には5800万ドルが必要とされ、その80%を国と市が負担し、残りの20%を民間協力によってまかなうことになり、日本の企業からも約60万ドルの寄付が行われました。

路線は、ユニオン・スクエア南のパウエル・ストリート&マーケット・ストリートからフィッシャーマンズワーフまでを南北に結ぶパウエル・ハイド線(P/H線)パウエル・メイソン線(P/M線)、カリフォルニア・ストリートを東西に走るカリフォルニア線(C線)の3つです。

運行は、朝6時頃から深夜1時ころまで約10分間隔で運行しています。

料金は、1回7ドル(2017年7月現在)で発着所にあるブースでチケットを購入するか、乗車してから車掌に支払います。Muniパスポートやクリッパーカードも使えます。Powell St.はいつもこのケーブルカーに乗る人の長い列ができていますが、ストリートパフォーマンスを見ながら待つと意外と早く時間が過ぎます。

Muni Bus ミュニバス

市が運営する路線バスです。路線が複雑なので、アプリをダウンロードするとよいでしょう。もしくはGoogle Mapが結構カバーしています。料金は2017年現在2.50ドル、Clipper Cardやミュニパスポートがない場合は、前のドアから乗車して運転席の隣にある料金箱にお金を入れると車掌さんが紙の切符をくれます。持っていればどのドアから乗車しても問題ありません。現金で支払うときは、お釣りが出ないので気を付けましょう!

90分ルールがあってその間ならミュニバスとミュニメトロに何回乗り換えても無料です!紙は捨てないようにしましょう。降りるときは、ロープを引いて知らせましょう。

サンフランシスコはかなりホームレスで溢れかえっています。これは、急激に景気が良くなって街の物価や家賃が高騰したため、暮らせなくなった人々が多いからだと推察されますが、とにかく、ホームレスの方は当たり前のように無銭乗車します。そして、車掌さんもそれをいちいち取り締まりません。いい意味で時間にも人にも大らかなのでしょう。。よく、小銭がなくてモタモタしている人に、「もういいよ!乗って乗って!」とする車掌さんを見かけました。

通勤時間は結構混んで、日本の満員電車に近い状態になります。ホームレスの方には失礼ですが、臭いや衣服の汚れは結構きついものがあります。。。また、スリも多いので注意しましょう!知り合いでもよく聞きましたし、私も一度、遭いました。

Muni Metro ミュニメトロ

市が運営する路面電車です。結構長い間、MuniバスとMuniメトロの区別がつきませんでした。みなさん、「ミュニ」とだけ呼ぶからです。単純に、電車とバスがあるんだなぁと覚えれば良かったんですけど。。。路線は、J・K・L・M・N・T・Fがあり、ダウンタウンではマーケットストリートの地下を走り、それ以外では地上を走っています。

BART バート

Bay Area Rapid Transit System(湾岸地区高速鉄道)の略でサンフランシスコとバークレーやオークランドなどの近郊を結ぶ高速鉄道です。1972年9月11日、9車両と12駅をもってSan Francisco-Richmond線が開通し、1975年に全線開通しました。2003年にはサンフランシスコ国際空港に直通便を入れ、さらに便利になりました。

サンフランシスコからオークランドはもちろん海で隔たっています。ということで、こちら海底を走っているのです。ですので、この区間は窓の外は真っ暗になります。この瞬間に大地震が起こったら・・・と想像するだけで怖いですね。。。

ダウンタウンではマーケット・ストリートの地下を走り、チケットは駅の券売機で目的地までの金額を確認して購入しましょう。Muniパスポートは使えず、クリッパーカードか現金のみです。バートは日本の電車に近いですが、突然、パフォーマーが車内を乗っ取り、歌やダンスを披露したりします。もちろん、楽しんだらチップを気持ちで払うのですが・・・そういう光景は日本とは違って、とても自由でアメリカだなぁと感じました。

また、自転車を持ってバートに乗る方もたくさん見ると思います。バイクを固定する場所がきちんと確保されていてバイクを持ち込む理解はあります。結構場所を取って迷惑ですけど・・・

車通勤できないことから自転車(ロードバイク)に乗る人が増え、また流行りもあって、サンフランシスコはバイカーズで溢れています。日本の様に、歩道は走らないのでいいですが、車を運転する人からするととても危険です。何度も事故を目撃しました。気を付けましょう。

Caltrain カルトレイン

1987年に始業したサンフランシスコ駅から南はギルロイ駅を結ぶ郊外向けの高速列車です。2階建てでちょっとした列車の旅を体験できます。運賃はZone1からZone6までのゾーン制です。通勤時間以外は、1時間に1本程度しか運航していないのであまり便利とは言えない列車ですが、サンマテオからサンフランシスコまで毎朝、カルトレインで通勤している同僚がいました。

今は、UberやLyftがサンフランシスコでは主流です。一度、使用してしまうと、バス停に移動したり、次のバスを待ったりという事がとても億劫になってしまいます。夜、暗くなったら、人気の少ないバス停などで待つのは決して安全ではないので、ウーバーやリフトにお世話になりましょう!



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