ビオトープ メダカが産卵、卵が孵化!メダカの稚魚(針子)がかわいい

メダカの産卵から孵化は意外と簡単だった!?

先日、作ったビオトープのご報告です。

 

特に手をかけることなく、メダカが繁殖して卵がかえっていました。ある日、卵を持ったメダカを発見したと思ったら、それはそれは小さな針先サイズのメダカの赤ちゃんが尾っぽを一生懸命ふって泳いでいました。ちなみにメダカの赤ちゃんは針子と呼ばれています。

 

癒されます。。。

 

特に手はかけていないのですが、メダカが産卵できる環境はどんなものかリサーチしてビオトープを作りました。あまり増えすぎてもキャパシティーがあるので自然にゆだねることにしています。繁殖が目的の場合、本当は卵を確認したら親に食べられてしまうので隔離をするのが原則ですが・・・

 

記録として今回はメダカの繁殖方法とその心得について記しておきます。

メダカを繁殖させるためには・・・

●当たり前ですが雄と雌を一緒に入れる
●メダカの産卵時期は春から夏
●水温は25度前後が理想
●水温が25度前後で一定なら10日程で卵から孵化する
●水草を入れる(ホテイアオイは根っこがメダカの産卵床に最適です)
●日照時間14時間ほど
●メダカの産卵用の餌を与える(水が汚れない程度)

当初5匹から飼い始めましたが、よく見るとオスばかりの様な気がして6匹追加しました。雄と雌の見分け方のポイントを押さえて選ばせてもらいましたが、オスとメスを見分けて購入するのは正直難しいと思います。合計11匹からスタートさせましたが、途中、2匹が何らかの病気で次々と天に召され、2匹は忽然と姿を消し行方不明です。恐らく鳥ではないのですが、蜂か肉食系の虫に連れ去られたのではないかと推測しているのですが、本当に不明です。

しかし、現段階で10匹以上のメダカの赤ちゃんを確認しています。もし順調に育てば賑やかになるでしょう。

オスとメスの見分け方のPOINT

Checkするポイントは・・・

●口の向き
●背びれ
●尾ひれ
●尻ひれ

オスは、口が上向き・背びれに切れ込み・尾びれのふちが平ら・尻ひれが長い
メスは、背びれに切れ込みがない・尻ひれが短い(斜め)

しかし、雄だと思っていたものが雌だったり、素早く泳いでいる中から選び抜くのはプロでも至難の業かもしれません・・・

メダカの産卵を確認したら・・・

●お腹に透明の卵を抱えているメダカを発見したら優しく卵を取って別の容器に隔離
●水草を観察して卵がついていたら水草ごと別の容器で保護する
●有精卵(透明)か無精卵(無精卵)を可能ならば確認する
●酸素確保のため水草を投入する
●無精卵はカビが生えて水が汚れるので取り除く
●卵の飼育環境も親メダカの環境に近づける(バクテリアが自然に発生する環境)

よく、メダカの飼育においてグリーンウォーターが大事だと言いますが、グリーンウォーターとは字のごとく緑色の水です。(日本語では青水と呼ぶそうです。)

よく水を長い間放置すると腐ったかのような緑色になりますが、あの湖や池のように苔や水草が自然に増えた状態の水です。アオコや水の華とも呼ばれるそうで、プランクトンが増えることによって水の色が緑色に見えます。これがメダカや稚魚の食べ物には最適で餌をあげなくても何年も放置出来るのはこの環境が整っているからです。

私は稚魚を確認してから親メダカと隔離しました。大人のメダカが卵を持った雌メダカの卵を狙って追いかけている様子も稚魚が動いた瞬間に本能的に食べようとする瞬間も見ました。ですが、その中からも生き残るものもいてそれが自然の摂理だと思い稚魚になるまでは放置することにしました。

稚魚の育て方

ここからは未踏の領域なので上手くいくかどうかわかりませんがポイントを調べてみました。稚魚を生存させるポイントは捕食されないことです。孵化してから3日程度は卵からの栄養で餌がなくても生き延びられますが、その後は餌が重要です。

●水温は少し高め28℃ぐらいがよい
●針子の天敵、特に蚊のボウフラと大人のメダカから守る
●生存確率を高めるのは孵化から3日後以降の餌
●日光浴をさせる、室外飼育の方が強いメダカに育つ
●2週間過ぎると安定期

まとめ

メダカの卵を確認したとき、一番に考えることは増やしても世話が出来るかという問題です。メダカは繁殖能力が強いので放置しておいても環境が整えば結構増える様な気がします。増えたからといって近くの池に流すというのは生態系を崩すという論点から絶対にしてはいけないことです。

実際、私が使用している水草のホテイアオイは外来種で、その根っこにヒメタニシがついていたようで爆発的に増えて脅威を感じます。ヒメタニシは水槽のお掃除屋さんとしてはいいのですが増えすぎて怖いのです・・・という観点から、人工で飼育するビオトープはあくまでも自分のところで完結するという前提のもと楽しむようにしなければいけないなと思いました。

また、卵を隔離するなら水道水の方が良いという意見があります。カルキは大人のメダカには毒ですが、卵の場合は殻があるので問題ないそうです。カビを防ぐには水道水はいいです。私は、稚魚になってからの隔離だったため、親メダカの水と水草をそのまま使いました。1週間以上経ちましたが問題なく生きています。

どこにいるかわかりますか?

  

2017.6.10撮影
Before 2017.6.10撮影

 

2017.7.13撮影
After 2017.7.13撮影

 

稚魚用にミニサイズのビオトープを作りました。
容器はダイソーで買った大き目の透明のボールです。

 

ちなみに睡蓮は咲く気配が全くありません。葉っぱはかなり増えて成長していますが、花芽が出ません。

稚魚の成育についてまたご報告します!

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